菅パンケーキを残した話
今年の9月頃に、とある議員さんのお手伝いで同級生数人とホテルニューオータニに行く機会がありました。
人生初オータニ
家賃1年分ぐらいの指輪
当日は講演会のお手伝いで、本来はとっても暇になる予定だったのですが、総裁選の関係で急に参加人数が増え、結局大忙しでした。
そして、お手伝いの謝礼としてオータニでの食事券3000円分をいただきました。
お昼ご飯抜きで昼過ぎまで働いていた我々でしたが、その当時総裁選が大きな話題だったこともあり、「せっかくなら菅パンケーキ食べに行こうよ!」と話がまとまりました。
菅パンケーキとは、現 内閣総理大臣の菅義偉さんがこよなく愛するパンケーキ。ホテルニューオータニ内のレストラン「SATSUKI」で食べることが出来ます。
一食3000円もするということで大きな話題となりました。
パンケーキを食べるガースー。
せっかくオータニに来たんだし、次に来ることも無いだろうからと、我々は昼飯抜きでレストラン「SATSUKI」へ向かいました。
昼飯時は過ぎていたのですが、まさかの30分待ち。一瞬ためらいましたが、皆のパンケーキに対する思いは熱く、30分待つことに。
そしていよいよ順番が来て、店に入り、席につきました。
メニュー、ではなく、A LA CARTE
右の黒いの、何かと思ったら食事中のマスク入れみたいです。炭か何かを配合していて抗菌作用があるみたいなことを言っていました。すご。
普通にランチめちゃくちゃ美味しそうでした。でも値段が普段の3、4倍です。
しかし、迷わずパンケーキ(税込3000円)を注文。
イタリア産リコッタを使用することでふわふわに仕上げたパンケーキが旬の栗とともに登場。
スーパーフードとして注目されている「カスカラパウダー」を加えた生地と、ホテルオリジナル雑穀「ホワイトシリアル」を使用した生地の2種類を一皿でお召し上がりいただけます。旬の栗の渋皮煮とご一緒にお召し上がりください。つけあわせには、ソイバターマロンクリームと栗が挟まれたマロンマカロンと、アーモンドミルク、羊羹ジュレ、ひんぎゃの塩、黒蜜あんこ、和三盆カスタードが添えられています。
よくわからないけどおいしそう。
しばらく待つと…
来ました。
めちゃくちゃうまそう!!!!
一口目。まずはパンをそのまま。
うまい!!!
二口目。少しクリームを添えて。
うまい!!!
三口目。栗。
うまい!!!
四口目。メープルシロップをかけて。
説明しよう!メープルシロップとは、
先程のガースーの写真で、
この3本の瓶が、濃さの違う3種類のメープルシロップなのであ〜る。
少しずつかけることで味の変化を楽しめるのであ〜る。
うまい!!!
メープルシロップはいろいろ試しましたが、一番薄いやつが癖がなくて美味しかったです。
そしてどんどん食べ進め、1つ目のパンを食べ終えた頃…
……
あれ?
多くね??
そう、このパンケーキ、見た目に反して結構多いのです。
甘い物を人並みに好きな私ですが、これは重たい。一口一口の足取り(?)が重たくなっていく。
結局最後の方、正直吐きそうになりながら食べました。おいしいんですよ。本当においしいんですけど、身体が甘味を本当に受け付けないんですよ。
拒否反応と「一食3000円」が自分の中で格闘していました。食べたくない。でも、もったいない。まさに理性と本能の対決です。
結果・・・
だめでした。(お見苦しい写真すみません)
「だめなんかい!」「あとちょっとやんけ!」と思ったでしょう。でも、これが入らない。もう本能が受け付けないんです。
結局、3000円の菅パンケーキを残して店を出ることになりました。無念…。
これを全部食べられる菅さん(71歳)は相当な甘党なんだなと思いました。素直に尊敬します。というか71歳でこんな重たいもの食べられるって相当元気だな。
まぁ、良いんです。胃の中に菅さんと同じパンケーキを食べた歴史が刻まれたこと、それだけで満足です。
ちなみに、友人の一人はパンケーキではなくモンブランを頼んでいましたが、こちらも後半苦しい戦いを強いられていたことを報告させていただきます。
ではでは。