ISO感度のオールナイトニッポン

ISO感度のだましうち!

ISO感度がビッグシティ東京で感じた事を語り、紡ぎ、一本の糸にし、それでセーターを編んでいくポカポカブログ!

オードリーのラジオが面白い(今更)

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youtu.be


最近ずっと、YouTubeでオードリーのラジオの過去の切り抜きを聴いている。多分無断転載が多いんだろうけど、現状これ以外で聴く方法が無いので、radikoは早く公式でバックナンバーを聴けるようにしてほしい。

僕はオードリー、特に若林の魅力に虜になっている。

若い頃からひねくれたものの考え方をして、20代の間は全く売れない生活を送り、Mー1を転機に一気に大スターへとなった男。その内面を見事に描写する言語化力を武器に、世間、資本主義に対する疑問を痛快に皮肉する。

「風呂なしアパートを探していたときは自分で内見に行ってこいと鍵を投げられたけど、M-1決勝に出てからはコーヒーが出てくるようになった」

「今偏頭痛の治療をしてるけど、偏頭痛の薬って結構高い。売れてなかったら偏頭痛は治せなかった。金持ちにならないと病気を治すことすら許されない」

「売れる前は女にゴミを見るような目で見られていた」

などなど…

最近は結婚もしてすっかり落ち着いた感じだが、『社会人大学人見知り学部卒業見込』なんかを読むと、その尖りっぷりが存分に味わえる。

売れてない時期も売れてる時期も、見下された時期もチヤホヤされた時期も両方経験している若林だからこそ、資本主義の残酷さをリアルに感じ取っているし、自身の経験から語られることばには説得力がある。

売れない時代に溜めに溜めたコンプレックスがラジオで爆発する瞬間が最高に面白い。

自分も含め、何かコンプレックスを抱えているリスナーにはどこかに必ず刺さる場所、共感する場所があるはずだ。